南海トラフ地震地域「防災・減災」シンポジウム参加
高知会館 白鳳で開催された気象庁・内閣府政策統括官(防災担当)・消防庁主催の南海トラフ地震地域「防災・減災」シンポジウムに参加しました。
内容は、下記のとおりです。
第1部 南海トラフ地震から命を守る
南海トラフ地震の想定震源域と被害見込みが説明され、地震発生時には「身を守る行動」を取ることと、地震情報と防災対応の流れについての説明がありました。
南海トラフ地震の予測は現時点ではできないため、日頃から防災意識を高め地震への備えを再確認する必要があるとのことでした。
第2部 情報と行動が命を救う
高知県黒潮町の地震発生後の対策や取組についての説明がありました。
津波対策として地震速報(地震発生から3分後)を待って行動するのでは間に合わないため、国の地上データよりも詳細な浸水情報をもとに避難計画を立てているとのことです。
「早期避難意識率」を高め被害を最小限にする、
避難経路と避難場所の整備・防災拠点と物資の運搬の仕組み、
命をつなぐ運営マニュアル作成(自主防災組織の活動)防災士の育成、
一般の方への周知はできているので、今後は要支援者の避難について個別に計画を立てる予定とのことです。
「情報」については、高知新聞社より被害の情報と同じくらい地震発生後の状況や取るべき行動について、社会的リスクはあるが最悪の場合を考慮して報道して行くとの説明がありました。
かがわマイホーム相談室としては、あらゆる相談に対応できるように知見を深めるとともに、中央省庁との連携や情報収集等で迅速な対応ができるよう体制の整備をすすめます。
●時間差で発生する巨大地震に備えましょうpdfはこちらから