畦畔の水漏れ修繕について

行政から紹介がありました。田んぼの畦畔から水漏れがしています。６年前に畦畔を土木業者に依頼して施工しました。コンクリート畦畔の高さは１ｍくらいで、誘発目地を入れています。1年目に水が抜けるので、畦畔際を転圧したところ昨年水が駄々洩れになりました。通常、誘発目地を入れるのが一般的な施工かどうか知りたいです。また漏れないようにする工事のやり方を教えてください。コンクリート畦畔なら水漏れはしないのではないでしょうか。クレーム相談の機関を教えてほしいです。

畦畔の施工法としては、擁壁兼用の畦畔であるために、誘発目地を入れることはある。又、ろうそく畦畔のように高さが低いと誘発目地は入れない場合が多い。コンクリートの性質上収縮クラックは、必ず入るために水漏れは、経年変化と共に発生することが多い。水の漏れ対処については、通常クラック部分に、畦シートや畦波板等で遮断し、アマ土で堰をして止めている。もし、止水工事をするのなら、基本的に中から行うが、地盤の下部なら、外部からの止水になる可能性はある。止水方法しては、上記方法が一般的であるが、止まらない場合は、応急的な方法であるが、止水モルタル、又は、コーキングなどの方法もあるが、一次的なものである。クレーム相談としては、当該相談室は、すまい相談であり、権利関係、クレームの相談は、承れないとお伝えした。